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染色工程


染色工程

染色工房の両壁に撓み無く張られた一反(約13.5m)の生地を、伸子針(竹ひごの両端に針が付いたもの)でピンと張り、 職人さんの手で伏糊の具合など目で生地の具合を確認しながら染料をムラなく塗り自然乾燥させる。

染色工程1

量産品の場合はヒーター等で感想させるが、生地が硬くなってしまう為、温度・湿度に気を配りながら自然乾燥させる。
染色工程2

地染めを終えた反物は、他の部分に色糊が移らないようにおがくずを付けます。
これをシメリ工程と呼び、これは蒸しの水分調整機能も果たす為、天候・湿度などを見極める職人ならではの勘が重要で、 この一つ一つが仕上がりに大きな違いを与えると言っても過言ではありません。
染色工程3
シメリ工程の後、生地を5~30mm間隔で吊るし、90~100度に保たれた蒸し箱に入れて約30分~60分蒸します。
これにより染料が定着し、色糊の染料を生地に定着させ発色させる重要な工程です。この工程を2~4回繰り返します。
この際の蒸しの方法も、濡れ蒸しや湿り蒸しやから蒸しなど生地の状態や天候などで方法を変えます。
染色工程4
蒸し終わった生地は、川で水洗いし付着している糊と不要な染料を数回洗い流します。(友禅流し)
この工程は、一見、補助的な工程に見えますが、最後の重要工程であり、職人の目と長年の勘が重要です。
かつては京都の風物詩として称された友禅流しが禁止され、現在では、工場内の人工川で行われています。
染色工程5

水洗(友禅流し)で余分な染料と糊を落とした反物は、湯のし(蒸気で生地を伸ばす)をし、天候等を考慮して均一に乾燥させます。

染色工程6
染色工程7

特選着物